不安神経症からの脱却

不安神経症からの脱却

最後の治療の時には、満員電車の中に居るイメージをしても
不安はなくなりました。これで一応、治療は卒業することになりました。

あとは、自分で休日の電車から慣らしていくことです。

 

 

 

休日の東西線は混んでいないので楽に乗れました。

 

 

 

そして、ついに平日朝7時の電車に乗ってみました。
最初はとにかく乗って、乗り降りの少ない電車の中の方に立ってから

すぐに目を閉じてひたすら腕と足に注意を向けました。
沢山練習したので、問題なく茅場町まで行けました。

 

 

 

次の日は8時の快速に乗りました。
車内中ほどのつり革につかまって、なるべく落ち着ける位置をキープし

自律訓練法に意識を向けました。
茅場町までの25分、ひたすら手足に注意を向け、

呼吸を深く、腹式呼吸に気をつけました。
問題なく茅場町に到着できました。

ああ、これで普通の生活に戻れる、
良かったという安堵の思いが込み上げて来ました。

 

 

 

念のため、1ヶ月だけこのままの生活をしました。
気持ちを安心させるために

もしダメだったらまた徒歩通勤できる環境を残しておいたのです。
1ヶ月間、毎朝、通勤電車の中でひたすら

学んだ自律訓練法を実行しました。
もう大丈夫でした。

 

 

 

 

もし、また大便に行きたくなったら
それは神経症によるものではなく

本来の便意という生理現象だ、
と思えるほどになりました。

ここまで来るのに約11ヶ月かかりました。

 

 

 

普通の生活ができるということは
とてもありがたいことなんだ、ということに気づきました。

今まで普通だったことに感謝しました。
そして、これからも普通でいられることに感謝していきたいと

強く思ったことを覚えています。
人間とは、今の環境に慣れてしまうと

その環境にありがたみを忘れる生き物ですが、
これを機に感謝を忘れずに生きていきたいと思いました。

この記事を書いている今、それを再確認しています。


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